製品を導入することになった背景

石川県の金沢市立大徳小学校育友会は、組織内の委員会などに深くかかわる保護者間の連絡ツールとして、無料のサイボウズLiveを使用していました。しかし、サイボウズLiveの提供が終了することとなり、新たなツールの導入が必要となりました。また、保護者のITスキルに差があり、サイボウズLiveの多様な機能を十分に活用できない人もいました。これらの背景から、新しいコミュニケーションツールの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

金沢市立大徳小学校育友会の活動は、かつては専業主婦である母親が主体となり、学校で行われていました。しかし、共働き世帯の増加に伴い、保護者全員での活動が難しくなりました。そのため、情報共有のツールが必要と感じられていました。メーリングリストを使用していた時期もありましたが、メールの確認が不確実で、連絡手段としての機能が十分でないという課題がありました。

導入前の課題に対する解決策

ICTスキルが高い相羽さんから、LINE WORKSの利用を提案されました。LINEとの操作性の類似性から、保護者が容易に使いこなせると期待され、フリープランの導入が決定されました。育友会の中心的な保護者のみにLINE WORKSアカウントを付与し、2019年度から運用を開始。さらに、LINE WORKSと連携したBotを使用して、ホームページでの入力内容を自動的に通知する仕組みも構築されました。

製品の導入により改善した業務

LINE WORKSの導入により、全員が所属するグループや、特定の話題に関するグループなど、情報を確実に共有する環境が整備されました。特に、会合に出席できない保護者も、LINE WORKSを通じて意見を交換することができるようになりました。また、コロナ禍の中でも、LINE WORKSのおかげで組織内の意志疎通を維持することができ、新たな活動やイベントの企画もスムーズに進められました。