製品を導入することになった背景

ICTソリューション事業などを手掛けるテックファームホールディングス株式会社は、契約書のバージョン管理に課題を感じていました。共有フォルダを使用して各バージョンのドキュメントを格納する方法は煩雑で、効率的な方法を求めていました。ソフトウェア開発会社である同社は、Githubの使用も検討しましたが、コミュニケーション履歴の保存やアクセス権限のコントロールが難しいと感じ、断念しました。そんな中、上司からHubbleの存在を知らされ、他社の法務担当者からの推薦やリーガルテックのイベントでの情報を受け、Hubbleの導入を決意しました。

導入前に企業が抱えていた課題

テックファームホールディングス株式会社は、1契約につき1つのフォルダを作成し、バージョンごとにすべてのドキュメントを格納する方法を取っていました。この方法は非常に煩雑で、事業部門とのやりとりを行うメールもPDF化して格納する必要がありました。また、ソフトウェア開発会社として、Githubを使用することも検討しましたが、それはプログラムソースの履歴管理ツールであり、契約書の管理には適していませんでした。

導入前の課題に対する解決策

Hubbleの導入を検討する中で、Slackとの連携が可能であることを知り、これが大きな解決策となりました。テックファームホールディングス株式会社は、Slackを全社的に利用しており、社内のメインコミュニケーションツールとしていました。SlackとHubbleの連携により、法務だけでなく事業部門にもアカウントを発行することができ、契約書のレビューをSlack上で行うことが可能となりました。また、Hubbleの導入により、バージョン管理や契約書の格納が圧倒的に楽になりました。

製品の導入により改善した業務

Hubbleの導入により、テックファームホールディングス株式会社は、契約書のバージョン管理が圧倒的に楽になりました。1ヶ月に約60件、年間で約720件の契約書レビューを行っていたが、これらの管理が大幅に効率化されました。また、HubbleとSlackの連携により、事業部門とのコミュニケーションの質が向上しました。事業部門からは、案件の状況やステータスを必要なときに確認できることが評価されています。さらに、法務のナレッジとしての契約書のバージョン管理が強化され、チーム全体の業務効率が向上しました。