製品を導入することになった背景

新型コロナウイルス感染の影響で、東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻南部研究室では、学生たちが安心して研究に打ち込める環境を整える必要が生じました。特に、緊急事態宣言が解除された5月以降、研究室の再稼働を進める中で、人員の在室管理が必要となりました。大学からは「人の滞在率を〇%にしてください」という指示が出され、この要請に応えるための適切なシステムを求めてColorkrew Bizを発見しました。

導入前に企業が抱えていた課題

南部研究室には約10名の生徒が所属しており、これまでの人員管理は大学のシステムを利用して休日や夜間の学内滞在のみを管理していました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、学生たちには学校への来校を控えるよう指示が出され、研究室の活動も自粛されました。このような状況下で、研究室の再稼働を進めるためには、より詳細な在室管理が求められました。

導入前の課題に対する解決策

南部研究室では、部屋ごとの在席管理が可能なシステムを求めていました。Colorkrew Bizは、部屋ごとにQRコードを設置して在席管理を行うことができる点が魅力的でした。また、管理者としての要望として、在席管理のデータを保存できる機能や、スケジューラー機能も付いている点が導入の決め手となりました。このシステムを通じて、研究室の滞在者の管理や、感染症の発症時の濃厚接触者の特定などの対策が可能となりました。

製品の導入により改善した業務

Colorkrew Bizの導入により、研究室の6つの部屋それぞれにQRコードを設置し、学生たちは部屋を移動する際にQRコードを読み取ることで、その場所の在席状況をリアルタイムで把握することができるようになりました。これにより、部屋の接触率を下げるとともに、誰がどの部屋にいるかが明確になりました。管理者としては、このシステムを通じて、万が一の場合の対応や、大学側からの問い合わせにも迅速に対応することができる安心感を得ることができました。