製品を導入することになった背景

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(旧社名:あいおい損害保険株式会社)は、社内に分散する情報の効率的な統合と活用を重要な課題として捉えていました。本部部門では、COBOLやJCLなどのプログラムや各種ツールを使って、様々なシステム環境からのデータ抽出・加工を行っていました。しかし、これに伴う作業の負担とスキル面での制限が大きく、ETLツール「Waha! Transformer」の採用を検討しました。

導入前に企業が抱えていた課題

あいおい損保では、ホストコンピュータや商品別統計分析データ、営業成績などを複数の環境で管理していました。本部部門のスタッフが自らデータの抽出・加工を行っていたものの、分散するシステム環境に伴うデータ抽出と加工には、多様なスキルの習得が必要であり、その負担は大きかったです。

導入前の課題に対する解決策

ETLツール「Waha! Transformer」の採用を検討し、その導入により、データ抽出・加工に関する一連の課題を解決することができました。Waha! Transformerは、日本製でサポートが安心でき、操作が簡単でコストパフォーマンスが高いという特長を持っていました。

製品の導入により改善した業務

Waha! Transformerの導入により、従来数日かかっていたデータ作成処理が数時間まで短縮されました。また、一度作成したジョブを登録することで、毎日や毎月の定例作業が自動化され、手間が大幅に削減されました。さらに、GUIで簡単にジョブ作成が行えるため、スキルを持った要員だけでなく、誰にでも利用が可能となりました。