製品を導入することになった背景

福島県会津若松市でプラスチック成形用の金型製作やプラスチック成形を行っている株式会社北日本金型工業は、プラスチック成形材料の探索や棚卸に多くの時間と人的リソースを費やしていました。特に、成形材料の袋は重く、高所にも積み上げているため、探索自体が容易ではありませんでした。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社北日本金型工業は、保管場所が不明確で、材料の探索に時間がかかる問題を抱えていました。また、棚卸にも多くの工数がかかり、人に依存した管理が行われていた。材料袋は600袋以上あり、1袋の材料を探すのに多くの時間と手間がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

従来の在庫管理に限界を感じ、インターネットで解決策を探していたところ、RFIDという技術に出会いました。RFIDを活用した在庫管理サービスを提供している数社に問い合わせを行い、テストを開始。テストを通じて、RFIDの高い読み取り精度や物品探索精度を確認しました。そして、R-ZAICOの操作性やデータの確認・更新がスマホで行える点が導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

R-ZAICOの導入により、作業時間が75%効率化され、人件費も削減されました。棚卸は10分の1以下の工数で完了し、成形材料の袋の中身の状態や在庫量などの在庫情報の確認がスマホやパソコンで行えるようになりました。現場の声としては「楽になった」「無くてはならない」との評価を受けています。