製品を導入することになった背景

名古屋鉄道グループのIT事業会社として、IT全領域をワンストップソリューションで提供する株式会社メイテツコムは、プロジェクトマネジメントのツール導入の背景やその効果について取り組みを始めました。数年前に大規模プロジェクトの遅延や赤字化の事案が発生し、全社的にプロジェクトに関係する情報を数値化して把握できるツールの導入を検討し始めました。

導入前に企業が抱えていた課題

社内にはプロジェクトマネジメント標準を定めていましたが、各プロジェクトでの管理方法が異なっていました。そのため、QCDの状況を客観的に把握することができず、正確なプロジェクトの状況を知ることが難しかったです。特にコストに関しては、月次報告となるため遅れた情報しか得られず、リアルタイムでの状況確認が困難でした。

導入前の課題に対する解決策

株式会社メイテツコムは、OBPMの提案を受け、社内標準と同様にPMBOKに準拠しているこのツールを導入することを決定しました。OBPMはプロジェクトマネジメントで必要な機能が網羅されており、品質管理のチェックや生産性向上が期待できると感じました。また、収益認識基準にも標準で対応している点も導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

OBPMの導入により、一定規模以上のプロジェクトの管理が定着し、問題の兆候の早期検知が可能となりました。OBPMのアラート機能を活用することで、小規模プロジェクトも含めて報告が漏れることなく行われるようになりました。品質保証室での管理工数は、導入前と比べておおよそ半分になり、プロジェクトの見える化が実現しました。