製品を導入することになった背景

株式会社シグマクシスは、新規事業の立ち上げにおいて、複数のプロジェクトを同時進行で管理する必要がありました。しかし、従来のファイル共有サービスやコミュニケーションツールでは、タスクのスケジュール把握が困難になり、チーム間のコミュニケーションも散逸してしまう問題が生じていました。このような状況を改善するために、シグマクシスは複数のプロジェクト・タスク管理ツールを試験的に導入し、その中からAsanaを選択しました。Asanaが選ばれた理由は、その機能面の充実と直感的に理解しやすいユーザーインターフェース(UI)にありました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社シグマクシスは、複数の企業グループ内で新規事業を立ち上げる際、タスクのスケジュール把握の困難さや、チーム間のコミュニケーションの散逸など、タスク管理やコミュニケーション上の大きな課題に直面していました。特に、プロジェクトの規模が拡大するにつれ、これらの課題は一層顕在化しました。従来のツールでは、全体のマスタースケジュールの作成や、細かいタスク管理に多大な時間が必要とされ、新規事業の迅速な立ち上げや、コストの抑制が求められる中で、これらの課題は業務の大きな障害となっていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するため、株式会社シグマクシスは、Asanaというプロジェクト管理ツールを導入しました。Asanaの選定理由は、その直感的でわかりやすいUIと、優れたユーザーエクスペリエンス(UX)にありました。Asanaでは、事前に全てのタスクを確定することなく、プロジェクトを進行することが可能で、突発的なタスクの追加や変更にも柔軟に対応できる点が評価されました。また、Asanaは単なるタスク管理ツールではなく、プロジェクト管理自体に最適化されたUX設計がされているため、プロジェクトの進行がよりスムーズになりました。

製品の導入により改善した業務

Asanaの導入により、株式会社シグマクシスは、プロジェクトとメンバーの進捗管理の時間を80%削減することができました。これにより、開発のスピードと質が向上しました。また、プロジェクト全体の進捗会議をなくし、チームリーダー6名で月24時間の時間削減が実現され、各メンバーへのタスク指示や状況確認に使っていた時間も大幅に削減されました。これらの改善により、従来の管理方法では限界があったメンバー数や協力会社数の増加が可能になり、より大規模なプロジェクトの遂行が実現しました。