製品を導入することになった背景

ホームポジション株式会社では、情報システム部門がIT機器を管理しており、内部統制の観点からも、固定資産にもなり得るこれらの機器の管理は必須でした。しかし、ラベルシールで採番を行っていたものの、台帳が存在せず、しっかりとした管理ができていない状況でした。情報漏洩などのリスクを避けるためにも、IT機器の厳格な管理が必要であり、その解決策を求めていました。

導入前に企業が抱えていた課題

同社では、300件ほどのIT機器を管理していましたが、台帳がなく、どの機器がどこにあるのか、どのような状態にあるのかを把握することが困難でした。特に、情報漏洩のリスク管理の観点から、「今・何が・どこにあり、どういう状態になっているのか」を常に把握する必要がありましたが、これができていませんでした。

導入前の課題に対する解決策

解決策を探る中で、ホームポジション株式会社はzaicoを発見しました。zaicoの魅力は、サーバーが不要で低コストであること、さらには有料プランを無料で試せる点にありました。これにより、「まずは使ってみよう」という気持ちになり、実際に使用を開始。オンプレミスのシステムとは異なり、環境の準備や初期設定に時間がかからず、その日からすぐに使い始めることができました。

製品の導入により改善した業務

zaicoの導入により、IT機器の一つ一つに連番を振り、それをzaicoに登録することで、機器の所在や状態を把握することが容易になりました。また、CSVデータのエクスポート機能により、総務部門との情報共有がスムーズに行えるようになり、固定資産としての管理も効率化しました。今後は、zaicoの在庫一覧に「固定資産No.」を追加することで、さらなる業務の効率化を図る予定です。