製品を導入することになった背景

株式会社エー・ピーカンパニーは、飲食業界において急速な成長を遂げており、特に「塚田農場」や「四十八漁場」などのブランドで知られています。同社が直面していたのは、従業員の大部分が店舗に直接出勤し、オフィスにはほとんどいないという状況でした。このため、コミュニケーションが難しく、情報共有の方法が統一されていないという課題がありました。また、店舗のコンピューターを使用する時間が限られているため、従業員が私物のスマートフォンを使用することが一般的でした。これらの課題を解決するために、Google Appsとrakumoの導入が検討されました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社エー・ピーカンパニーは、社員のコミュニケーション手段を一元化したいと考えていました。特に外食産業の特性上、社員の大半が店舗に出勤し、オフィスにはほとんどいないという状況がありました。従来の連絡手段は携帯メールやSNS、メッセージングサービスなどが混在しており、システム管理部門でも全体像を把握することが困難でした。また、決裁プロセスも効率的ではなく、重要な決定を迅速に行う必要があるにもかかわらず、決裁者が夜遅くまで書類の処理に追われる状況が続いていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するために、株式会社エー・ピーカンパニーはGoogle Appsを選択しました。その理由は、メール機能の充実、導入のしやすさ(社員のGmail利用率が高かった)、インフラの信頼性と拡張性が高い点にありました。また、rakumoが選ばれた理由は、モバイル対応の優れたワークフロー機能と、導入障壁の低さです。特に、従業員が私物のスマートフォンで業務を行うことが多かったため、アプリのインストールなしで利用できる点が評価されました。

製品の導入により改善した業務

rakumoの導入により、株式会社エー・ピーカンパニーの業務プロセスに大きな変化がもたらされました。特に、ワークフローの導入により、決裁者の稟議処理スタイルが大幅に改善され、移動中でも稟議を処理できるようになりました。これにより、決裁担当者の負担が軽減され、業務進行がよりスピーディーになりました。今後、同社は情報共有ツールとしての機能の充実を望んでおり、特に成長中の企業として、情報伝達や管理の効率化が重要な課題となっています。