製品を導入することになった背景

株式会社日立製作所は、デジタルイノベーションを推進する「Lumada」事業で、顧客のデータから価値を創出しようとしていました。特に、Salesforceに案件を登録するだけで、関係者が必要なデータを自由に閲覧・分析できる情報共有の仕組みを望んでいました。これが、ウイングアークのMotionBoard Cloud for Salesforceを導入する大きな動機となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

日立は、Salesforceへの案件のインプットとアウトプットが連携しておらず、報告が必要になるたびに資料を作成する必要がありました。また、Salesforceに蓄積された生の案件情報を有効に活用したいという課題も抱えていました。

導入前の課題に対する解決策

解決策として、ダッシュボードをノンプログラミングで開発し、細かい部分までカスタマイズ可能なウイングアークのMotionBoard Cloud for Salesforceが選ばれました。この製品は、日立の厳しいセキュリティ基準を満たすものであり、ウイングアークの手厚いサポートも決定要因となりました。

製品の導入により改善した業務

製品の導入により、Salesforceと連携して蓄積された案件情報をリアルタイムに可視化できるようになり、本部内の報告資料作成の工数を従来の1/2から1/5に削減しました。また、データのインプットとアウトプットを連動させ、案件情報の鮮度・精度を向上させることができました。さらに、ダッシュボードの数値を“共通言語”として各案件のKPIやステータスが見えるようになり、関係者全員で議論ができるようになりました。