製品を導入することになった背景

ユナイテッド&コレクティブ株式会社は、店舗運営の効率化と迅速な意思決定を実現するために、データの可視化が不可欠でした。しかし、以前利用していた海外製のクラウド型BIツールでは、データ検索や集計機能の自由度に限界があり、ユーザーからの多様なデータリクエストに柔軟に対応することが困難でした。これらの課題を解決するために、同社は内製化を重視し、より高度なデータ分析と自由度の高いカスタマイズが可能な新しいBIツールを求めていました。

導入前に企業が抱えていた課題

ユナイテッド&コレクティブ株式会社が抱えていた主な課題は、既存のBIツールの機能制限によるデータ分析の不便さでした。具体的には、データ検索や集計機能の自由度が低く、ユーザーの多様なニーズに応えるための個別対応が必要で、これが迅速な意思決定や効率的な業務運営の妨げになっていました。また、外部ベンダーに依存することなく、UIの設計やメンテナンスを内製化したいという強い要望もありました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するため、ユナイテッド&コレクティブ株式会社はMotionBoard Cloudを導入しました。この製品は、クラウドベースのサービスであり、ライセンス費が廉価であるため全社展開が可能でした。また、ウイングアークから提供されたサンプルをベースにカスタマイズが可能で、スマートフォンに最適化されたダッシュボードを展開することができました。これにより、データの自由度の高い検索や集計が可能になり、内製化へのこだわりも実現しました。

製品の導入により改善した業務

MotionBoard Cloudの導入により、Salesforceのデータを個別にExcelに取り込んでいた作業時間がゼロになり、PDCAサイクルの迅速化が実現されました。最新の店舗情報やメニュー情報などが自動的にダッシュボードに反映され、ユーザーはダッシュボードを“覗くだけ”で最新情報を得られるようになりました。これにより、一人ひとりの生産性が大幅に向上し、新たな施策を打つスピードも加速しました。さらに、様々な役職や担当業務に応じた自由な切り口で詳細なデータを見ることができ、より効果的な意思決定を行うことが可能になりました。