製品を導入することになった背景

株式会社ロフトでは、事務作業の効率化を図るため、2016年に事務サポート部を新設しました。しかし、手書きの書類をデジタル化するなどの取り組みでも、人手による入力作業の負担は大きく、特に請求書処理などの作業において、時間がかかりミスが発生しやすい状況でした。そこで、2018年にRPAの可能性を知った同社は、作業効率の改善とミスの削減を目的に、RPAの導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ロフトの事務サポート部では、請求書の処理など、煩雑な事務作業が日常的に行われていました。これらの作業は、人手によるものであったため、時間がかかるだけでなく、入力ミスが発生しやすいという課題がありました。また、IT投資の承認が得られにくい環境であったため、効率化を図ることが困難でした。

導入前の課題に対する解決策

株式会社ロフトは、事務作業の効率化と精度の向上を目指し、BizRobo!の導入を選択しました。導入の決め手となったのは、その処理実行スピードと安定性、そしてヴィンクス社による充実したサポート体制でした。PoCを経て、他の製品との比較検証を行った結果、BizRobo!が最も高い性能を発揮したことから、本格導入が決定されました。

製品の導入により改善した業務

BizRobo!の導入により、株式会社ロフトでは請求書処理業務の自動化が進み、大幅な時間の削減とミスの減少が実現しました。具体的には、全社で月間3,650時間の削減が達成され、187体のロボットが稼働するまでになりました。これにより、データ抽出や売上分析など、他の業務にもRPAを拡大適用することが可能となり、業務効率の全社的な向上に寄与しています。