製品を導入することになった背景

「お客様の最高の笑顔を見たい」というモットーを掲げ、炭火焼鳥専門店を展開する株式会社播鳥は、内部の事務作業の軽減を望んでいました。特に、給与明細の処理に関する作業が手間と時間を要しており、これに加えて印刷や封筒代などのコストも発生していました。そんな中、営業からRPAツール「RaBit」の提案を受け、その効率化の可能性に興味を持ちました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社播鳥では、給与明細の発行作業が経理担当者に大きな負担をかけていました。具体的には、給与ソフトからの明細出力、印刷、封筒への封入といった一連の流れが非常に効率が悪く、これに多くの時間とコストが投じられていました。また、従業員への労働通知書の添付が必要なケースもあり、特にアルバイトが多い状況では、その手間がさらに増していました。

導入前の課題に対する解決策

この課題に対し、株式会社播鳥はRPAツール「RaBit」の導入を決定しました。RaBitを選んだ理由は、既にインターネット関連の業務をラディックスに委託しており、その信頼関係から他社との比較検討を行わずに導入を進めたためです。RaBitには、給与明細のPDF化や電子契約システム「sign」への連携、さらにはこれらの作業を自動化する機能が含まれていました。

製品の導入により改善した業務

RaBitの導入により、給与処理にかかっていた時間が大幅に削減され、経理担当者の作業はsignでの確認と送信のみになりました。具体的には、従業員への送信完了までの合計時間が2時間30分程度に短縮され、実際の作業時間はそれまでの1日から30分へと大幅に減少しました。また、紙の消費や印刷料金の削減も実現し、その結果として発生したコスト削減の効果は明確に表れています。