製品を導入することになった背景

クオリティソフト株式会社様は、ITセキュリティソリューションをメインとしたクラウドサービスを提供しており、主力商品「ISM CloudOne」はクラウド型IT資産管理ツールとしてシェアNo.1の導入率を誇っています。この製品は年に2~3回のアップデートが行われ、都度マニュアルも更新されるため、変更箇所を日本語から英語に翻訳する業務が発生していました。社内でのマニュアル翻訳からDTPまでの作業には1.5~2か月を要していたのですが、製品のリリースからマニュアルのリリースまでの期間を1か月程度に短縮する要望が社内から上がっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

クオリティソフト株式会社様は、製品「ISM CloudOne」のマニュアル更新のたびに、変更箇所の日本語から英語への翻訳業務が発生していました。この翻訳業務は社内で行われており、1.5~2か月の時間を要していました。しかし、社内の別部署からは、製品のリリースからマニュアルのリリースまでの期間を1か月程度に短縮する要望が出されていたため、翻訳作業の効率化が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

クオリティソフト株式会社様は、以前からオンプレミス版の機械翻訳サービスを使用していましたが、動作が重く、操作画面の使いづらさからクラウドの機械翻訳サービスの導入を検討しました。川村インターナショナルの「Translation Designer」を知り、他社製品との比較検討の結果、使いやすさと価格、機能のバランスを重視して「Translation Designer」の導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

「Translation Designer」の導入により、クオリティソフト株式会社様は翻訳の効率が10~15%向上しました。操作画面がシンプルで直感的に使えるため、使用頻度が低くても効率的に翻訳業務を進めることができるようになりました。また、フレーズ集や用語集の活用により、以前の表現を探す手間が省け、翻訳の質も向上しました。機械翻訳が提案する文章から新しい言い回しや単語の選択のヒントを得ることができ、翻訳の質の向上にも寄与しています。