製品を導入することになった背景

1907年に日本製鋼所は北海道・室蘭に誕生しました。その創業から「ものづくり」と「価値づくり」を追求してきました。現在は産業機械事業とエネルギー産業向けの素形材・エネルギー事業を展開しており、「独創技術で変化を創り出し社会の発展に貢献する企業」を目指しています。特に樹脂機械事業部では、世界No.1の樹脂機械製品コンプレックスの一翼を担っており、海外顧客との契約業務や技術資料のやり取りが日常的に行われています。

導入前に企業が抱えていた課題

日本製鋼所樹脂機械事業部は、海外売上比率が高く、英語文書での対応が必須でした。そのため、契約書や機械の仕様書などの翻訳に多くの時間とリソースが必要であり、用語の統一も問題となっていました。また、会社としての翻訳システムが存在しなかったため、各自が無料の翻訳ツールを使用していたが、これには情報漏洩のリスクが伴っていました。

導入前の課題に対する解決策

翻訳ツールの導入が必要と判断され、MTrans Teamを含む3つの製品を比較検討しました。トライアルを行った結果、翻訳精度に大きな差は見られなかったため、費用対効果を重視しました。MTrans Teamは初年度の導入費用が他の製品に比べて抑えられる点や、翻訳の文字数制限がない点が決め手となり、導入が決定されました。

製品の導入により改善した業務

MTrans Teamの導入により、翻訳を含めた業務の効率が向上しました。無料の翻訳ツールを使用していた時には、訳文の意味が通じないことが多く、確認作業が必要でしたが、MTrans Teamの導入によりその手間が省かれるようになりました。また、個々のユーザーが所有・管理していた辞書を、MTrans Teamのカンパニーフレーズという機能を通じて全ユーザーに共有・可視化することができるようになりました。