製品を導入することになった背景

2019年に市場規模10兆円を突破し、その勢いを保持しているEC業界において、競合の増加や厳格化する広告ポリシー、人手不足などの課題が増えてきました。このような背景の中、ハンド美容液「Siro jam(シロジャム)」を販売する株式会社クロコスも、市場の変化に対応するための新しい施策を模索していました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社クロコスでは、CVR(コンバージョン率)の改善が最大の課題として挙げられました。競合が増え、広告審査が厳しくなる中で、CPA(顧客の獲得単価)が高騰していました。また、商品LPのファーストビューや文言の最適化などのLPO施策を行っていましたが、その効果は限定的でした。

導入前の課題に対する解決策

株式会社クロコスは、チャットボットの導入を検討しました。EC業界内で「チャットボットを導入すればCVRが上がる」との声が多く、その中で「BOTCHAN(ボッチャン)」を選択しました。BOTCHANは、月のCV数に応じた料金体系を持っており、費用対効果が高いと感じられました。また、BOTCHANのデザインやシナリオのカスタマイズ、画像を使った視覚的な訴求など、多岐にわたる提案が行われました。

製品の導入により改善した業務

BOTCHANの導入後、CVRは140%改善され、その効果を受けて、他のブランドのLPにもBOTCHANを設置するようになりました。また、アップセルやクロスセルの施策が可能となり、お客様からの「宅配ボックスへのお届け」の要望にも応えることができるようになりました。これにより、お客様とのコミュニケーションがスムーズになり、運営側の業務効率も向上しました。