製品を導入することになった背景

エナリス株式会社は、新電力様向けの需給管理サービスや、法人様や代理店様に向けた電力小売(エネルギーエージェント)の営業活動を行っており、社外での業務が多いため、社外でのPC紛失による情報漏えいのリスクが常に課題でした。この課題は、総務省や経済産業省等が展開する「テレワーク・デイズ2019」への参加を機に、より顕在化しました。また、子育て中の女性スタッフも多く在籍しており、働き方改革を推進する中で、テレワークの導入が必要と判断されました。

導入前に企業が抱えていた課題

エナリス株式会社は、社外での業務が多いため、PC紛失による情報漏えいのリスクを常に感じていました。特に、テレワークの試験導入を検討する中で、このリスクがさらに増大することが懸念されました。また、働き方改革を進める中で、育児や子育て、介護・看護などの生活と仕事の調和を図るための新しい働き方が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

テレワークを導入するにあたり、エナリス株式会社は利用者の利便性を損なわない製品を求めていました。Remote DesktopやVDIは初めから選定の対象外となり、Shadow Desktopが「いつもと変わりないPC環境」を提供する点で選ばれました。Shadow Desktopは、通常のPCと同じ操作性を持ちつつ、データをクラウド上で安全に管理することができるため、エナリス株式会社の要件を満たす製品として選定されました。

製品の導入により改善した業務

Shadow Desktopの導入により、エナリス株式会社はPC紛失時の情報漏えい・情報紛失のリスクを大幅に軽減することができました。特に、ライトコントロールオプションを利用することで、データを保存できる場所をShadow Desktopの保護下のフォルダーに限定し、ヒューマンエラーによるインシデントのリスクを低減しました。また、紛失したPCのキャッシュデータを削除する機能も提供されており、二重の安全性が確保されました。利用者からは、通常のPCと変わらない操作性や「いつもと変わりないPC環境」の提供に対して高い評価を受けています。