製品を導入することになった背景

1954年の創業以来、信販業界の先駆けとして、お客様のライフスタイルや決済ニーズに合わせたサービスを幅広く提供してきた株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)。新たなビジネス領域の拡大やイノベーションを通じて、社会に新しい価値を提供し続ける「新時代のオリコ」を目指していました。その中で、Kaizen Platformとの取り組みを通じて、会員サイトのUI・UXの改善に注目し、その取り組みを開始しました。

導入前に企業が抱えていた課題

オリコは、郵送による「ご利用代金明細書」の有料化開始に伴い、Web明細の推進を積極的に進めていました。しかし、会員サイトのUI改善が急務となっていました。システム改修は難しく、会員登録が「eオリコサービス」と「オリコポイントゲートウェイ」の2つに分かれていたため、会員にとって分かりづらい状況でした。さらに、多くのユーザーがスマホを使用しているにも関わらず、スマホ最適化ができておらず、会員サイトは使いづらい状態でした。

導入前の課題に対する解決策

会員サイトのUI・UXの改善が必要と感じたオリコは、Kaizen Platformの力を借りて、ログインの改善やWeb明細の登録向上に取り組むことを決定しました。具体的には、「eオリコサービス」の「ログイン画面」と「画像認証画面」のデザイン・レイアウトの変更や、「オリコポイントゲートウェイ」の新規登録画面とログイン画面の導線をわかりやすくするためのA/Bテストを実施しました。

製品の導入により改善した業務

Kaizen Platformとの取り組みの結果、会員サイトのUI・UXが大きく改善されました。特に、「eオリコサービス」の初回ログイン率は101.5%に向上しました。また、「あとリボ」への申込み導線強化施策に関しても、120.2%まで改善されるなど、大きな成果を上げることができました。これにより、オリコは会員サイトの利便性を向上させ、ユーザー体験を大きく向上させることができました。