製品を導入することになった背景

株式会社フロムココロの社員は、馬の飼育を行っていた前職から、約3年前に未経験のEC業界へと転職しました。新たな挑戦の場として、EC事業者の聖地・福岡にオフィスを持つ株式会社フロムココロで、自社EC商品のマーケティングを担当することとなりました。その中で、CVR(商品購入率)の向上が大きな課題として挙がり、新しい施策としてチャットボットの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社フロムココロは複数のEC商品を展開しており、CVRの改善が難しくなっていました。特に、景品表示法の変更に伴い、使用できる表現や文言の幅が狭まっていたことが課題でした。また、CVRの低下により、商品を取り扱う販売代理店やASPが商品を積極的に売る意欲を失っていました。CVRの向上のための施策として、ランディングページの最適化を試みていましたが、その効果も限界に近づいていました。

導入前の課題に対する解決策

CVRの改善を目指して、社員はチャットボットの導入を検討しました。他のチャットボットサービスも比較検討されましたが、費用対効果の面でBOTCHANが最も適していると判断されました。BOTCHANの料金体系は、獲得件数に応じて1件あたりの料金が100円〜200円となっており、この費用対効果の高さが導入の決め手です。また、BOTCHANの導入にあたり、システムや機能に関する知識を深めるため、多くの質問を行いました。

製品の導入により改善した業務

BOTCHANの導入後、株式会社フロムココロのCVRは150%向上しました。BOTCHANの管理画面を使用して、ユーザーの離脱ポイントを特定し、PDCAサイクルを回すことで、さらなる改善が行われました。また、BOTCHANを利用した商品注文完了後のアップセル施策も実施され、その結果、BOTCHAN経由のアップセル率が5%向上しました。これにより、購入単価やLTVの向上も実現されました。