製品を導入することになった背景

ホテルや旅館の運営やコンサルティング・プロデュースを手がけている株式会社温故知新は、約1年前から予実管理に「DIGGLE」を導入し始めました。それ以前、同社には適切な予実管理の体制が整っておらず、上場準備を機に「DIGGLE」の導入を決定しました。上場が視野に入る中、予実管理の仕組み構築の必要性を強く感じ、本格的に予実管理ができるシステムの導入を検討し始めました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社温故知新は、予算や実績をエクセルで管理しており、予算の策定は代表の経験や過去の実績を基に感覚的に行われていました。予算と実績の突合せができておらず、予算を作成した後、実績が出るとその予算を実績で上書きするような運用が行われていました。また、子会社が増加する中、連結した予実管理ができていなかった。このような状況下で、取締役会では予実の突合せが行われず、実績を基にした議論が進められていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社温故知新は、予実管理ツールの導入を検討し、「DIGGLE」を選定しました。その理由として、必要な機能が一通り揃っており、コスト面でも他社製品と比較してリーズナブルだったからです。また、担当者の丁寧なフォロー体制や、ホテル運営という特有の業務に対するフレキシブルな対応が評価されました。

製品の導入により改善した業務

「DIGGLE」の導入により、予算と実績が一覧で比較できる「月次レポート機能」を取締役会での報告に使用するようになりました。これにより、会議の進行がスムーズになり、上場に向けた資料作成時にも数字をエクスポートしてすぐに取り出すことができ、作業工数が大幅に削減されました。また、「PL分析」という機能も導入され、これにより分析作業が効率化されました。