製品を導入することになった背景

株式会社一休は、旅館・ホテルのオンライン予約事業「一休.com」をコア事業として展開しており、2016年にはYahoo!グループの100%子会社となりました。社員数が350名に拡大し、積極的な採用を進めている中、人材管理ツールの導入を考えるきっかけとなったのは、社員の「顔と名前が一致しない」という問題でした。2016年に人事部に異動した際、社員数が約200名に増え、人材を記憶だけで管理するのは難しいと感じたことが背景にあります。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社一休では、社員数の増加に伴い、社員情報の管理が難しくなっていました。社員情報が一元管理されておらず、人員増加による管理の混乱が生じていました。また、社員の顔と名前の一致が難しくなるなど、日常的な業務の中での課題も増えていました。

導入前の課題に対する解決策

最初に導入を検討したツールは「カオナビ」ではありませんでしたが、多機能であるために使いこなすのが難しく、目的を見失ってしまいました。そのため、シンプルで使いやすいツールを求め、「カオナビ」を導入することとなりました。カオナビは、シンプルな操作でカスタマイズも簡単にできるという特徴があり、これにより課題の解決を目指しました。

製品の導入により改善した業務

「カオナビ」の導入により、社員検索にかかる時間が1/30に短縮されました。社員の顔と人となりを知る時間が1分程度になり、全社的な効率化が実現しました。また、社員情報の一元管理により、書類検索の手間が大幅に短縮され、人事業務の効率化が進みました。さらに、新規プロジェクトの社内公募や社内アンケートの作業が劇的に効率化され、2時間の作業が30分に短縮されるなど、多くの業務改善が実現しました。