製品を導入することになった背景

人事評価をExcelファイルで管理していた株式会社エドウインは、評価会議のたびに生じるデータの差し替えや取りまとめが人事部門での大きな負担となっていました。メールでのやり取りは煩雑で、誤送信のリスクも存在していました。これらの課題を解消するための方法として、AJSのクラウド型人事評価システム「P-TH+(ピースプラス)」の導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社エドウインは、日本生まれのジーンズブランド「EDWIN」で知られる企業です。同社の人事評価はExcelファイルで管理されており、関係者へのメールでの送受信やデータ加工の手間が課題となっていました。評価シートの作成や回収、評定者会議や幹部会審議のたびに一覧表の作成など、多くの手間がかかっていました。また、評価シートのメールでのやり取りによる誤送信のリスクもありました。

導入前の課題に対する解決策

システムの選定の際、株式会社エドウインは10数社の候補からAJSが提供するExcelをベースとしたクラウド型人事評価システム「P-TH+」を採用しました。その決定の理由として、既存の評価シートがそのまま使用できる点やシンプルなユーザーインターフェイスが挙げられます。また、コスト面や導入スピードの早さ、サーバー管理の不要さ、将来のアップデートへの期待から、クラウド版を選択しました。

製品の導入により改善した業務

「P-TH+」の導入により、評価の一覧を作成する手間がなくなりました。ログインするだけで評価の一覧が確認できるようになり、人事部門の工数が大幅に削減されました。また、個々のファイルのやり取りから解放され、人事評価制度全体の運用をスムーズに進めることができるようになりました。セキュリティリスクも低減し、在宅勤務中にも業務が行えるようになったことで、社員からの評価も高まりました。今後は、データの集約により、部署や管理者単位でのデータ分析を活用した人事戦略の構築も期待されています。