製品を導入することになった背景

「株式会社カオナビ」は、社員情報を顔写真付きで登録し、人材情報を可視化するサービスを運営しています。2016年に「カオナビ人事用語集」というオウンドメディアを立ち上げました。これまでのリード獲得は指名検索やリスティング広告が主力でしたが、これらの方法でのリード増加が難しく、多額の広告費がかかることから、オウンドメディアの運営を始めることになりました。

導入前に企業が抱えていた課題

「株式会社カオナビ」がオウンドメディアに取り組む前、リード獲得の主力は指名検索とリスティング広告でした。しかし、サービスサイトのコンバージョンを急増させることは難しく、広告には多額の費用がかかっていました。また、サービスサイトのコンバージョン率を増やすための施策には不確実性があり、適切な手段とは言えませんでした。

導入前の課題に対する解決策

オウンドメディアを導入することで、多くの関連キーワードでリード獲得の確率を高めることができました。例えば、「人事」や「マネジメント」に関する用語を検索しているユーザーは、カオナビのサービスに興味を持つ可能性が高いと考えました。そのため、これらのキーワードに関する情報を提供するオウンドメディアを立ち上げ、注力することにしました。

製品の導入により改善した業務

オウンドメディアの導入により、リード獲得コストは半減し、メディアからのリード数は以前の約100倍、受注額は3倍に増加しました。また、オウンドメディアのPV数も大幅に増加し、2017年の月間3万PVから2020年には月間200万PVを達成しました。これにより、リード獲得の主要なチャネルが変わり、オウンドメディアが主力となりました。