製品を導入することになった背景

航空機の内装品の製造などを手掛ける株式会社ジャムコは、社内のワークフローデータを可視化する「案件照会システム」の構築を目指しました。社内のDXプロジェクトの一環として、ワークフローシステムの改善が位置付けられ、その基盤としてワークフローデータの整備が必要とされました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ジャムコは、ワークフローシステムにいくつかの問題を感じていました。社員は最近のワークフローしか検索できず、他者のワークフローや過去データを参照することができなかったため、知見の共有が制限されていました。また、システムのバージョンが上がるごとに過去のワークフローデータの移行が必要であり、サーバーには大量のワークフローデータが蓄積され、システムのパフォーマンスやコストに影響を及ぼしていました。

導入前の課題に対する解決策

ワークフローデータのPDF化を行い、ドキュメント管理ソリューション「invoiceAgent 文書管理」に格納することで、社員が過去のデータも自由に検索できるようにしました。PDF化することで、データの見読性が保たれ、システムやクラウドの負荷も軽減されました。また、invoiceAgent 文書管理を活用して「案件照会システム」を構築し、ワークフローデータの可視化を実現しました。

製品の導入により改善した業務

新しいシステムの導入により、社員が自由にワークフローデータを検索・照会できるようになり、情報システム部の業務も効率化されました。また、監査業務の省力化も実現し、社内の知見の共有体制が整いました。今後は、電子帳簿保存法とe-文書法を絡めた原本管理も視野に入れて進められる予定です。