製品を導入することになった背景

株式会社エニグモは「BUYMA」という通販サイトを運営しており、会員数は800万人以上、出品者数は16万4000人にも上ります。このような大規模な会員に対するコミュニケーションを効率的に行うために、Cuenote FCを導入しました。特に2020年には、オンプレミス版からクラウド版への移行を行い、さらなる効率化とセキュリティの向上を目指しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社エニグモは、多くの会員と出品者に対して、毎日何らかのメールを送っている状況でした。そのため、メール配信の効率化とセキュリティの向上が求められていました。特に、メールアドレスの抽出作業には時間がかかり、多くの担当者が関わっていたため、効率化が急募でした。

導入前の課題に対する解決策

株式会社エニグモは、Cuenote FCを含む5製品を比較検討した結果、Cuenote FCを再度選定しました。その決め手となったのは、アドレス帳の複製や取り回しの柔軟性、大規模配信性能でした。特に、APIによる自動連携が可能で、性別などの属性データも紐づけられる点が評価されました。

製品の導入により改善した業務

Cuenote FCの導入により、メール経由での売上は10億円以上に達し、全社の売上に大きく貢献しています。また、メール配信の効率化により、担当者の作業負荷が軽減されました。さらに、Cuenote FCはマーケティングオートメーションツールとしても活用されており、ワントゥワンでのメール配信機能も担っています。これにより、多様なコミュニケーション戦略が可能となりました。