製品を導入することになった背景

中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社は、高速道路の安全・安心・快適性を確保することをミッションとしており、専門の技術を持った技術者集団として、点検や調査・設計、工事を行っています。しかし、社員のスキルやキャリア、能力を一元的に管理するシステムがなく、長らく課題となっていました。給与はシステム化されていたものの、人事情報はエクセルなどで部署ごとにバラバラに管理されている状況でした。

導入前に企業が抱えていた課題

同社は、社員一人ひとりのスキルやキャリア、能力が可視化されていない状態でした。部署によっては人事情報をエクセルでデータ化していましたが、更新が人に依存しており、情報が統一されていませんでした。このため、スキルと現場のミスマッチや、適材適所の配置が難しいという問題を抱えていました。

導入前の課題に対する解決策

人事情報のシステム化が求められる中、同社は必要なサービスがパッケージ化されたシステムを選びました。このシステムは、時間とコストをかけずに運用が可能であり、自社の事情に合わせてデータ入力する項目を設定できる点が魅力でした。また、人事制度改革を行い、職位制度を見直し、明確な任務や役割を設定することで、目標管理やサーベイなどの人事制度運用の流れを作り出しました。

製品の導入により改善した業務

システム導入後、同社は研修管理モジュールやサーベイモジュールを段階的に導入し、社員のスキルやキャリア、能力の管理を改善しました。社員は自分のスキルをひと目で確認できるようになり、モチベーションの向上にもつながりました。また、スキルや職歴を正確に把握することで、適材適所の配置が可能になり、顧客満足度の向上にも貢献しています。社内でのシステムの浸透を進めることで、新たな課題に対するモジュールの追加が容易になり、人事情報の見える化と社員のモチベーションアップに効果的な施策を計画しています。