製品を導入することになった背景

株式会社キントーは、洗練されたデザインのキッチン雑貨やインテリア雑貨の企画、開発、販売を手がけています。特に海外市場での展開が進む中、長年利用していたパッケージソフトや独自ツールでは統合的な管理が難しくなっていました。このような状況を解決するために、クラウド型ERP『NetSuite』を導入する決断をしました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社キントーは、海外事業の展開に際して、多くの課題に直面していました。特に、既存のオンプレミスシステムは1995年ごろから使用しており、取引先やビジネス形態が変わるたびに追加開発を必要としていました。また、海外展開初期にはMicrosoft Excelを用いて手作業での管理を行っていたものの、これは本格的な事業展開には不向きでした。

導入前の課題に対する解決策

株式会社キントーは、海外事業を強化するためのITとしてERPの導入を検討しました。オンプレミスシステムとクラウドサービスの比較検討を行った結果、オンプレミスの運用負荷と開発コストが肥大化していること、システムが硬直化して進化しにくくなっていることを考慮し、クラウド化を推進する方針を決定しました。

製品の導入により改善した業務

NetSuiteの導入により、株式会社キントーは国内から海外事業を統制できるようになりました。導入からわずか1年ほどで、人員を増強することなく前年比150%の売上増を達成しています。さらに、今後はNetSuiteの機能をより効果的に活用するため、社員の“NetSuiteリテラシー”を向上させるなどの取り組みも進めています。