製品を導入することになった背景

宮城県仙台市に本店を置く東北労働金庫は、地域密着型の金融サービスを提供しており、多くの顧客の個人情報を管理しています。インターネットを通じたサービス提供の増加に伴い、サイバー攻撃のリスクが高まっていたため、より確実な個人情報保護のための対策が求められていました。

導入前に企業が抱えていた課題

東北労働金庫では、個人情報の漏洩防止のために多層防御体制を築いていましたが、ファイルの詳細な管理には限界があり、既存のファイル暗号化ソリューションでは従業員の負担が大きく、全庫への展開が困難でした。

導入前の課題に対する解決策

この問題を解決するために、東北労働金庫はファイル暗号化ソリューション「DataClasys」と個人情報検出ツール「P-Pointer File Security」を導入しました。これにより、庫内のすべてのファイルに対して手動での暗号化処理を施す必要がなくなり、従業員の作業負担を軽減しました。

製品の導入により改善した業務

「DataClasys」の導入により、暗号化後もファイル操作が変わらないため、ユーザーや管理者は何も意識する必要がなく、安心して業務を行えるようになりました。これにより、東北労働金庫は顧客の個人情報をより厳格に管理し、漏えいを防ぐことが可能になりました。