製品を導入することになった背景

株式会社山口技研は、長年にわたりMicrosoft®Excelを用いて生産管理を行っていましたが、ファイルやシート間の連携が複雑化し、処理に時間がかかるようになったこと、操作ミスでデータが破損し、データのチェックやメンテナンスが必要になったことから、運用の限界を感じ、システムの導入を検討しました。『TECHS-BK』は、入力の負担が少なく、中小製造業での実績、情報の一元管理、サポート体制の充実など、山口技研の要件を満たす点が多かったため、導入が決定されました。

導入前に企業が抱えていた課題

山口技研では、Excelでの生産管理によるデータの破損や処理の遅延、複雑化したデータ管理など、多くの課題に直面していました。特に、データ間の連携の複雑さや、操作ミスによるデータの破損が問題となっており、これらの課題を解決するためには、信頼性と効率性を兼ね備えた新しいシステムへの移行が必要でした。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するために、山口技研は『TECHS-BK』を導入しました。『TECHS-BK』は、データの一元管理が可能で、ユーザーの入力負担を軽減し、情報の抽出や帳票作成が容易であることから選ばれました。また、サポート体制の充実も導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

『TECHS-BK』の導入により、製品の進捗状況をリアルタイムで確認できるようになったため、工場内を歩き回る時間が削減され、年間1,200時間の工数削減が実現しました。また、図面管理の効率化が図られ、技術的財産としての図面の活用が可能になりました。さらに、原価管理の徹底により収益率が10%向上し、納期遵守率も97%に向上しました。これらの改善により、山口技研は「中部IT経営力大賞2018」の奨励賞を受賞しました。