製品を導入することになった背景

株式会社モルフォは、画像処理とAI技術を融合させて社会貢献を目指しています。しかし、契約管理においては多くの課題がありました。特に、前任者が退職しており、法務担当者が不在でした。そのため、過去の契約関連情報がほとんど残っていない状態でした。このような状況下で、契約管理の一元化とデジタル化を決意しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社モルフォは、月平均で30件、繁忙期には40~50件もの契約が発生していました。それらの契約は主にNDAやライセンス契約、業務委託・受託契約などでした。メールでのやりとりでは抜け漏れが起こりやすく、一人で複数案件を一元管理するのが困難でした。

導入前の課題に対する解決策

株式会社モルフォは、契約管理の課題を解決するために、契約管理システムの導入を本格的に検討しました。複数の契約マネジメントサービスを比較検討した結果、管理部の希望と企業方針にマッチした「ContractS CLM」を選定しました。このシステムは、契約ライフサイクルマネジメントを機能として持ち、全契約をクラウドで一元管理できる点が評価されました。

製品の導入により改善した業務

「ContractS CLM」の導入後、株式会社モルフォは契約プロセスを可視化し、業務効率化に成功しました。具体的には、年間業務914時間・コスト550万円の削減が実現しました。また、新しいメンバーが増えても過去の契約情報がシステム内で検索でき、一目瞭然で社内共有も容易になりました。さらに、リモートワークが増えた現在でも、法務業務が滞ることなく行えるようになりました。