製品を導入することになった背景

埼玉高速鉄道株式会社は、以前はクライアントサーバ型の情報共有システムを使用していました。しかし、ライセンス料やシステム管理の負担が大きく、総務部がその管理を担当していました。また、本社と施設部門や駅などの現業担当でニーズが異なり、業務指示や通達は紙や口頭で行われることが多かったのです。このような状況を改善するために、クラウド型の情報共有基盤システムへの移行を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

埼玉高速鉄道株式会社は、システム管理の負担が大きく、情報システム部が存在しないため、総務部がその役割を果たしていました。また、業務形態が鉄道であるため、本社と現業担当でニーズが異なることが課題でした。情報共有も不十分で、以前使用していたグループウェアは限られた人数しか利用していなかったのです。

導入前の課題に対する解決策

埼玉高速鉄道株式会社は、情報共有基盤システムをクラウド上で構築することを決定しました。G Suiteを導入することで、GmailやGoogleカレンダーなど、個人的にも使われているツールを組織で利用することができるようになりました。しかし、G Suiteの一部の機能は使いづらいと感じたため、rakumoの各サービスにも相談し、導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

rakumoの導入により、情報共有が一気に加速しました。特に、rakumoボードとrakumoカレンダーは全社員が頻繁に利用しています。これにより、地域情報の全社共有や各種会議のペーパーレス化が実現しました。また、定例会議で使用する紙の量も大幅に削減され、全員がChromebookを持参して同じデータを見ながら会議を行う新しいスタイルが確立されました。