製品を導入することになった背景

東日本大震災の直後、株式会社セゾン保険サービスでは電話が通じなくなるなどの混乱が生じました。その結果、全員の安否を確認するのに時間がかかり、社員の安全確認や事業継続に課題が生じました。このような背景から、安否確認システムの導入の必要性を強く感じるようになりました。

導入前に企業が抱えていた課題

震災直後、電話が通じず、社内は混乱していました。夕方までに全員の無事を確認することができましたが、電車の運行停止などの影響で、社員の帰宅が困難となりました。また、千葉方面の社員は大渋滞の中、翌朝まで帰宅するのに時間がかかりました。

導入前の課題に対する解決策

震災の教訓として、株式会社セゾン保険サービスは防災用品を一式揃えるとともに、安否確認のシステムの導入を検討し始めました。当初は別の会社の安否システムを導入する予定でしたが、ANPICの機能やサポートの充実度を知り、ANPICを選択しました。

製品の導入により改善した業務

ANPICの導入後、株式会社セゾン保険サービスでは防災訓練を年に2、3回実施しています。訓練の中でANPICを使用し、未報告者には指導を行っています。訓練の繰り返しにより、震度5以上の際にも社員が即座に反応し、安否を報告するようになりました。ANPICの導入により、社員の防災意識が格段に高まり、事業継続や社員の安全確認に大きな効果をもたらしています。