製品を導入することになった背景

株式会社アトレは、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)のグループ会社として、駅ビルの管理や運営などを手掛けています。首都圏に15店舗、全体では36店舗を展開しており、従業員数は400名を超えています。このような大きな組織で、ペーパーレス化と決裁の時間短縮の課題が浮上していました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社アトレの組織は年々拡大しており、その中で「ペーパーレス化」と「決裁の時間短縮」の課題が存在していました。社内稟議がシステム化されていなかったため、紙による運用が続いていました。年間1万件を超える社内稟議に使用する書類の量は増加し続け、それを保管するスペースも限られていました。また、本社での決裁や会社印の押印が必要な場合、店舗から本社への移動が必要となり、非効率な業務が増えていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社アトレでは、ペーパーレス化を進めるために全社員にタブレット端末を支給し、業務改善を目指していました。しかし、ペーパーレス化の目標を達成するためには、さらなる取り組みが必要でした。そこで、総合企画部と総務部が中心となり、「ペーパーレスPT(Project Team)」を立ち上げ、社内稟議の電子化を本格的に検討し始めました。

製品の導入により改善した業務

AppRemoの導入により、株式会社アトレでは決裁スピードが大幅に向上しました。紙による運用時代には、承認者が不在の場合、戻ってくるまでの待ち時間が発生していましたが、現在はメール通知による承認依頼があり、迅速に対応が可能となりました。また、社員は本社までの移動や待機時間などのストレスから解放され、業務効率が大幅に向上しました。