製品を導入することになった背景

ブラザー工業株式会社マシナリー事業では、国内外の多数の販売パートナーと連携して製品や情報を提供しています。以前は販売パートナー向けのWebサーバを用意し、技術マニュアルや製品カタログなどの営業用資料をダウンロードしてもらっていました。しかし、この方式では営業担当が個別に資料を提供する必要があり、一件の対応に約30分かかることもあったため、業務の効率が非常に低かったのです。

導入前に企業が抱えていた課題

営業用資料が複数の場所に保管されており、最新情報がタイムリーに届かない問題がありました。資料の内容が更新されても、各サーバへのアップデートは個別で行われていたため、社内で更新が済んでいても、販売パートナーに提供した資料が更新前であることが多かったです。

導入前の課題に対する解決策

この課題を解決するために、ブラザー工業はSalesforceと連携可能でセキュリティに強いオンラインストレージを導入する方針を採りました。展示会やセミナーに参加して情報収集を行い、最終的にFleekdriveを選定しました。Fleekdriveは、さまざまな場所に保管されている営業用資料を一元管理できる機能が評価されました。

製品の導入により改善した業務

Fleekdriveの導入により、営業の作業工数がほぼゼロとなり、生産性が大幅に向上しました。ランニングコストも約6分の1に削減されました。また、一元管理された情報共有システムの構築に成功し、販売パートナーとお客様はそれぞれのポータルサイトを経由して資料を利用できるようになりました。さらに、海外の販売パートナーからは迅速なナレッジ共有が可能になり、PDFだけでなく、製品動画などのムービーファイルの提供も可能になりました。