製品を導入することになった背景

サンコール株式会社は、自動車のエンジンに使用される弁ばねやリングギアなどの精密機能部品を製造しています。世界7か国、15の海外拠点を展開し、新規事業開拓も行っています。長年、業務基盤としてNotesを使用していましたが、メール機能以外は十分に活用できていなかった状況がありました。特に、スケジュール管理や会議室予約には別のシステムを使用していました。このような状況を受けて、新たな情報基盤に必要な要件を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

サンコール株式会社は、Notesのメール機能以外は活用できていないという課題を抱えていました。特に、スケジュール管理や会議室予約には別のシステムを使用しており、業務効率が低下していました。また、多くの業務フローが紙ベースであり、これを電子化する必要がありました。

導入前の課題に対する解決策

新たな情報基盤の選定にあたり、以下の要件を設定しました。①Notesの業務がそのまま移行できること ②海外の拠点でも利用できること(多言語対応)③クラウドで使えること。これらの要件を満たす製品として、サイボウズ株式会社のGaroonおよびkintoneが選ばれました。特に、kintoneには業務効率化に役立つ多くのテンプレートが用意されていました。

製品の導入により改善した業務

製品の導入により、スケジュール管理と会議室予約が一元化され、業務効率が向上しました。また、品質情報の共有や旅費精算など、紙で運用されていた業務も電子化されました。これにより、円滑な顧客対応が可能となり、業務の効率化が実現しました。さらに、クラウド環境に移行したことで、保守メンテナンスの負担も軽減されました。