製品を導入することになった背景

ALH株式会社は、様々な業界の企業の業務管理システムや基幹システムの開発・保守を手掛けるITソリューション、ITコンサルティング、ITアウトソーシング事業を展開しています。2017年4月に複数の会社が合併して誕生したALH株式会社は、約410名の従業員が在籍し、毎月10名前後の新入社員が加わるなど、順調に成長を遂げています。しかし、その成長の裏には、入社対応の手間や複数の人事データベースの存在という課題が潜んでいました。

導入前に企業が抱えていた課題

ALH株式会社は、合併により複数の人事データベースが存在するという課題を抱えていました。また、人事情報が分散しており、入社時の手続きに多くの手間がかかり、半日を要するなどの状況が続いていました。給与計算ソフトやエクセル、一部の情報は書類にも分散しており、情報の所在が非常に把握しにくい状態でした。

導入前の課題に対する解決策

ALH株式会社は、分散していた人事情報を一元化するための解決策としてSmartHRを導入しました。SmartHRのAPIを活用して、従業員情報を集約し、各種手続きを電子申請できるようにしました。SmartHRを選んだ理由として、必要な機能を満たしていることや、使いやすいデザインが挙げられます。また、従業員の個人ページをカスタマイズして情報を充実させることができ、情報のアクセスも容易になりました。

製品の導入により改善した業務

SmartHRの導入により、3時間かかっていた入社対応が1時間に短縮されました。入社前にSmartHRを通じて情報を入力してもらうことで、入社時にはすでに情報が整っている状態となり、業務の効率化が実現されました。また、従業員自身が入力した情報がそのまま書類や申請データとして利用されるため、ミスの発生も大幅に減少しました。さらに、効率化により生まれた時間を利用して、社内制度や就業規則の更新・整備に取り組むことができるようになりました。