製品を導入することになった背景

全国知事会は、地方に影響を及ぼす国の施策への対応や共通する課題等について都道府県知事が議論し、方針などを決定する「全国知事会議」を定例で開催していました。これまでの会議は対面での開催が主流でしたが、新型コロナウイルスの影響でリアルでの開催が難しくなり、Web会議への移行が必要となりました。その際、安定して高画質・高音質での会議が実現できる「V-CUBE Box」と「V-CUBE ミーティング」を選択し、積極的に活用することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

全国知事会では、年2~3回の「全国知事会議」や常任委員会などを開催していましたが、47都道府県知事の日程調整が難しく、多忙な知事のスケジュールが合わない場合も多かったです。また、遠方の知事は移動に時間がかかり、丸一日の拘束となるため、知事本人の出席率が下がり、代理出席が増えるという課題がありました。

導入前の課題に対する解決策

新型コロナウイルスの影響を受け、リアルでの会議開催が難しくなったため、Web会議の導入が検討されました。その中で、安定した通信と高画質・高音質の共有が可能な「V-CUBE Box」と「V-CUBE ミーティング」が選ばれました。これにより、遠隔からの会議参加が容易となり、知事の移動時間を削減し、緊急時の迅速な会議開催も可能となりました。

製品の導入により改善した業務

「V-CUBE Box」と「V-CUBE ミーティング」の導入により、知事本人の出席率が大幅に向上しました。特に新型コロナウイルス緊急対策本部会議は、高い頻度で開催され、12月までに14回もの開催が実現しました。移動時間が不要となったことで、日程調整が容易となり、緊急会議も迅速に開催することができるようになりました。また、遠方の知事も簡単に参加できるため、知事同士の意見交換の頻度が向上し、議論が深まることとなりました。