製品を導入することになった背景

M-SOLUTIONS株式会社は、日常の業務で「kintone」(キントーン、提供:サイボウズ株式会社)を使用して社内の一元管理を行っていました。しかし、勤怠・交通費の情報もkintoneに蓄積しておきたいというニーズがありました。そのため、kintoneとの連携が可能な勤怠管理サービスを探していたところ、「kincone」が適切であると判断されました。特に、kinconeの交通系ICカードをタッチする打刻方法や、勤怠の打刻と交通費の情報が一元で記録できる点が魅力的でした。

導入前に企業が抱えていた課題

M-SOLUTIONS株式会社は、導入前に別の勤怠管理のWEBシステムを利用しており、従業員は自分のPCでブラウザにログインして打刻を行っていました。しかし、この方法には問題点がいくつかありました。一部の従業員は毎日きちんと打刻を行う一方で、月末にまとめて入力する人もいました。これにより、正確な勤怠管理が難しくなっていました。また、kintoneを利用していたため、勤怠管理もkintone上で簡単に行いたいという要望がありました。

導入前の課題に対する解決策

上記の課題を解決するために、M-SOLUTIONS株式会社は「kincone」を導入することを決定しました。kinconeはkintoneとの連携が可能であり、勤怠の打刻や交通費の情報をkintone上で一元管理することができました。さらに、新型コロナウィルスの影響でテレワークが増加したことから、社内コミュニケーションツールとして「LINE WORKS」を導入。これにより、LINE WORKSからのチャット打刻が可能となり、打刻の手間や漏れが大幅に減少しました。

製品の導入により改善した業務

「kincone」の導入により、M-SOLUTIONS株式会社は日々の打刻を「LINE WORKS」で行うようになりました。これにより、打刻の漏れがなくなり、正確な勤怠管理が可能となりました。また、従業員はLINE上での打刻により、他の従業員の出勤・退勤の状況をリアルタイムで確認することができるようになりました。さらに、交通費の精算もkintoneアプリを利用して行い、ICカードやモバイルSuicaなどからのデータ取り込みが可能となりました。これにより、勤怠管理や交通費の精算業務が大幅に効率化されました。