製品を導入することになった背景

ウイングアーク1st様は、多様なデータを活用する国内シェアNo.1のBIツール「Motionboard」や帳票基盤ソリューション「SVF」を提供しており、2020年に「社員のさらなる成長」を目指して新たな人事システムの構築を決定しました。これは、組織として「社員の成長を支える」ことに重点を置くための動きであり、その一環として「人事部」から「People Success部」へと部署名を変更しました。新システムの目的は、社員の多面的な情報を集約し、将来的にはその情報を社員全体で共有し、相互のコミュニケーションや各自の能力を最大限に活用することでした。

導入前に企業が抱えていた課題

ウイングアーク1st様は、給与や労務関連の業務において、多機能型のパッケージ型システムを使用しており、そのシステムは問題なく稼働していました。しかし、そのシステムは大きな改修が難しく、細かな部分の改修にも都度、開発が必要であり、コストや手間がかかっていました。また、自社のデータツールとのAPI連携ができないという課題も存在していました。

導入前の課題に対する解決策

新システムの構築にあたり、ウイングアーク1st様は、社労士事務所やBPOベンダーと協力し、複数のSaaSを連携させる方針を採用しました。既存のパッケージ型システムの制約を克服するため、新システムでは社員のスキルや職場でのキャラクター、強みなどのデータを蓄積するSaaSサービスを中心に据え、給与や勤怠システムとの連携を図りました。この中で、給与領域のSaaSとして「マネーフォワードクラウド 給与」を選択しました。選定の決め手として、コストメリットや直感的なUI、他の勤怠管理SaaSとのAPI連携のスムーズさが挙げられます。

製品の導入により改善した業務

「マネーフォワードクラウド 給与」の導入により、ウイングアーク1st様の給与・労務関連の業務が非常にスムーズになりました。社員からは「使いやすい」「源泉徴収票の検索が容易」「過去のデータが探しやすい」といった声が多く聞かれるようになりました。特に、コロナ禍での完全テレワーク環境下では、クラウド給与の導入がなければ、紙ベースでの年末調整などが非常に困難であったと考えられます。また、年末調整の機能を使用することで、社員の入力から社労士事務所への共有、そして提出や修正のやりとりがほぼ全てクラウド内で完結するため、バックオフィスの業務負担が大幅に軽減されました。