製品を導入することになった背景

株式会社ジャステックは、ソフトウェアの開発および販売を主な事業内容としています。特に、技術者が経営に参加し、知識集約型のソフトウェア開発を自主独立性を以って実践することを目指してきました。その中で、情報セキュリティの強化が必要となり、特にお客様の情報資産の取扱いに関する問題が浮上しました。情報漏洩防止のため、情報資産の社外持ち出しを厳しく管理する必要が生じ、その具体策として現場でPCのデータを消去する仕組みが求められました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ジャステックは、ソフトウェア開発の際、PCなどの機材をお客様のところに持ち込み、そのPCでお客様のデータを預かり、ソフトウェアを開発するケースが多かったです。このような状況下で、持ち込んだ機材のデータ管理が課題となっていました。特に、情報資産の流出を防ぐための対策が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

情報セキュリティ強化の一環として、従来の物理破壊に代わる効率的なデータ消去方法の検討が始まりました。その中で、ディスクシュレッダーが注目され、2004年に試験的に導入されました。ディスクシュレッダーは、消去方式が複数あり、お客様の要求事項に応じて選択できる点や、利用回数無制限のライセンスが魅力的であったため、選択されました。

製品の導入により改善した業務

ディスクシュレッダーの導入により、情報資産の管理が大幅に向上しました。特に、PCのデータ消去が迅速かつ確実に行えるようになりました。リース契約終了時や開発要員の異動時など、様々なタイミングでのデータ消去が必要とされる中、ディスクシュレッダーの使用頻度は非常に高くなりました。また、ディスクシュレッダーの導入により、情報資産の管理台帳を使った詳細な管理が可能となり、情報の流出リスクが大幅に低減されました。