製品を導入することになった背景

新潟県を主たる営業基盤として、県内110店舗、県外に9店舗を展開している株式会社 第四銀行は、集合研修の旅費・交通費の削減と業務の効率化を目的として「FreshVoice」の導入を検討しました。また、2011年に東日本大震災が発生した際、Web会議システムが業務継続に有効であるとの事例を目の当たりにし、災害対策としてもWeb会議システムの導入の必要性を感じました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社 第四銀行は、社員研修を頻繁に実施しており、そのための移動に多くのコストと時間がかかっていました。新潟県は面積が広いため、多くの支店が県内にあっても移動には相応のコストがかかるのです。2010年頃から、これらのコストを削減する方法を模索していました。

導入前の課題に対する解決策

同社担当者は、導入の目的の1つとしてコスト削減を挙げ、全店に展開するためのシステムを2011年の夏から検討し始めました。オンプレミス版FreshVoiceを含む複数のシステムを比較検討した結果、FreshVoiceが最も使い勝手が良く、多拠点での同時接続や初期投資のコスト削減が可能であると判断しました。

製品の導入により改善した業務

「FreshVoice」の導入により、研修だけでなく、本部と支店、支店間の打ち合わせなどもWeb会議で行われるようになり、半年で300回以上の会議が実施されました。これにより、年間の旅費・交通費2,000~3,000万円のうち、約3分の1が削減されると予想されています。さらに、移動時間が削減されたことで業務の効率化が図られ、人財育成や営業力の強化にも寄与しています。