製品を導入することになった背景

株式会社紀和製作所は、各種自動化機械、省力化機械、治具等の設計製作、及びメンテナンス、機械部品加工等を手掛けるメーカーとして活動しています。製造コストを削減するための一環として、2005年に遠隔拠点に工場を新たに設立しました。しかし、この遠隔拠点が初めての試みであったため、スムーズな連携が難しく、品質管理においても不安が生じていました。

導入前に企業が抱えていた課題

遠隔拠点の工場設立後、株式会社紀和製作所は連携の難しさを痛感しました。特に、初めての遠隔拠点での運営ということもあり、うまく連携が取れず、品質管理に関する不安が増大していました。また、従業員間のコミュニケーションもメールや電話を中心としたものであり、直接のやり取りが難しい状況でした。

導入前の課題に対する解決策

このような課題を解決するために、株式会社紀和製作所はワープゲイトを導入することを決定しました。ワープゲイトはテレビ会議を気軽に行うことができるため、従業員間のきめ細かいやり取りが可能となりました。また、遠隔拠点との連携も強化され、品質管理の徹底が期待できると判断されました。

製品の導入により改善した業務

ワープゲイトの導入により、株式会社紀和製作所は遠隔拠点とのコミュニケーションが円滑になりました。具体的には、テレビ会議を頻繁に利用することで、従業員同士の顔を思い浮かべることができるようになり、コミュニケーションの質が向上しました。さらに、2008年度には遠隔拠点・工場の監視システムを追加導入。常時監視が可能となり、品質管理が徹底できるようになったことで、出張コストの削減や品質の向上が実現しました。