製品を導入することになった背景

東証一部上場の株式会社パルグループホールディングス様は、多様なブランドを展開しており、ファッション関連の消費財を中心に取り扱っています。近年、サステナブル経営にも力を入れており、素材の選びや余剰在庫の削減、働きやすい環境の整備など、多岐にわたる取り組みを進めています。2021年5月には、業務効率化を目的としてRPAツール「Autoジョブ名人」を導入することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社パルグループホールディングス様の売上構成は、実店舗が約75%、ECが約25%を占めています。特にEC売上の25%の内訳は、約65%がファッション通販サイト、約35%が自社のサイトとなっています。毎日、ファッション通販サイトからの受注データと在庫データのダウンロード作業が必要であり、この手作業は非常に面倒で時間がかかるものでした。特に土日は商品の動きが活発で、月曜日の朝にはそのデータを確認する必要がありました。

導入前の課題に対する解決策

この課題を解決するために、株式会社パルグループホールディングス様は「Autoジョブ名人」を導入し、ファッション通販サイトからの受注データと在庫データのダウンロード作業を自動化しました。さらに、ダウンロードしたデータを新たに導入した在庫分析クラウドサービス「FULL KAITEN」にアップロードする業務も自動化しました。この導入の背景には、フルカイテン株式会社からのアドバイスやユーザックシステムの「Autoジョブ名人」の紹介がありました。

製品の導入により改善した業務

「Autoジョブ名人」の導入により、ダウンロード作業が自動化され、業務の効率が大幅に向上しました。特に、毎朝の手作業で10分かかっていた作業が自動化され、出社時には一連の作業が完了していることが、業務のストレス解消につながりました。また、今後は他のファッション通販サイトについても、受注データのダウンロード作業を自動化する計画が進行中です。