製品を導入することになった背景

株式会社日水コンは上下水道事業を中心に、計画・設計などの建設コンサルティングサービスを提供しており、地域と水をめぐる社会的解決に取り組んできました。水インフラの整備を通して、自然環境と調和した社会基盤の整備と持続可能な社会の形成にも取り組んでいます。2019年にはISO9001(品質)、ISO14001(環境)、IS027001(情報セキュリティ、ISMS)、IS055001(アセット)の4つの統合マネジメントシステムの認証を取得しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社日水コンは、テレワークの試験的導入を進めており、デスクトップPCからノートPCへの利用率が高まっていました。出張先や自宅でのノートPCの利用が増えた結果、社外での感染状況がリアルタイムで確認できず、不安を感じていました。特に、長期の海外出張を行う従業員がいる中で、日本国内に比べてリスクが高い環境でのPCの感染状況が見えないことが大きな課題となっていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社日水コンは、セキュリティ対策のSaaSへの移行を検討していました。この中で「Trend Micro Apex One™ SaaS(以下、Apex One SaaS)」が登場し、新型コロナウイルスの影響でテレワークが全社的に展開される中、SaaS型での管理が可能なこのソリューションの導入が決定されました。トレンドマイクロの製品には以前からの信頼があり、また、ウイルスバスター™ コーポレートエディションからApex One SaaSへの移行が簡単であることも選定の理由となりました。

製品の導入により改善した業務

「Apex One SaaS」の導入により、株式会社日水コンは社外でのPCの感染状況もリアルタイムで確認できるようになりました。これにより、社外でのマルウェア感染のリスクが大幅に低減し、安心して業務を行うことができるようになりました。また、オンプレミスでのサーバの管理やOSの更新、パッチの適用などの手間が不要となり、運用管理が大幅に楽になりました。これにより、最新の脅威に迅速に対応できるようになり、セキュリティの強化が実現されました。