製品を導入することになった背景

KDDI株式会社は、通信とライフデザインの融合を目指し、多彩な事業を展開しています。新事業の立ち上げには、主にM&Aやジョイントベンチャーを活用しており、これによりグループ会社が急増しました。この結果、経理を中心とするバックオフィス業務が煩雑化し、これを解消するためにfreeeの導入が決定されました。

導入前に企業が抱えていた課題

KDDI株式会社では、新事業展開のスピードを重視していたため、バックオフィス業務が急に増加し、経理システムの統一が課題となっていました。また、子会社のシステムと業務の統一化が困難で、グループ全体のガバナンスが効きづらくなっていたのです。

導入前の課題に対する解決策

KDDI株式会社は、経理業務の標準化と効率化を目指し、「プロジェクト:To-Be」を発足させました。このプロジェクトでは、経営サポート、業務品質向上・効率化、システム運用効率向上・保守費削減を目標に掲げ、KDDI本体のシステム刷新から始め、グループ会社の会計システム統一化にも着手しました。さらに、freeeの導入により、経理業務の効率化を図りました。

製品の導入により改善した業務

freeeの導入により、KDDI株式会社は経理業務の効率化を実現しました。システムのスムーズな導入と共通化により、経理人材がより付加価値の高い業務に集中できるようになり、業務の全容が見えることで社員のモチベーションも向上しました。また、freeeを活用して導き出したデータを元に、BIツールを用いて各社のCEOやCFOに改善提案を行うなど、経理業務の質の向上も図られています。